the same as の使い方！as の後には何がくる？何が挟める？

the same as の使い方がわからないよ！

1. 「the same as」の基本的な意味

「the same as」は「〜と同じ」という意味で、2つのもの（人、物、事柄など）が等しいことを表すよ。

「the same」 = 「同じ」という形容詞。
「as」 = 「〜と同じように」という比較を導く接続詞や前置詞。
例えば、「A is the same as B」で「AはBと同じだよ」という感じになるね。

否定文の作り方: 「the same as」に「not」を加えて「is not the same as（〜と同じではない）」とするよ。

例: This is not the same as that.
（これはあれと同じではないよ。）

疑問文の作り方: 通常の疑問文と同じで、be動詞や助動詞を前に持ってくる。「Is it the same as…?（それは〜と同じですか？）」みたいな感じ。

例: Is this the same as that?
（これはあれと同じですか？）

2. 「as」の後には何が来るの？品詞や節はOK？

「as」の後に来るのは比較対象だよ。品詞や節に否定文か疑問文を加えてみるよ。

(1) 名詞・代名詞

一番基本的な形で、名詞や代名詞が来るよ。

My bag is the same as yours.
（私のカバンはあなたのカバンと同じだよ。）
This book is the same as that one.
（この本はあの本と同じだよ。）
Is this pen the same as hers?
（このペンは彼女のと同じですか？）

(2) 動名詞

動詞を名詞っぽくした「動名詞」もOK。

Swimming in the sea is the same as swimming in a pool.
（海で泳ぐことはプールで泳ぐことと同じだよ。）
Reading novels is the same as reading comics for me.
（私にとって小説を読むことは漫画を読むことと同じだよ。）
Running here is not the same as running in the park.
（ここで走ることは公園で走ることと同じではないよ。）

(3) 節（接続詞としての「as」）

「as」の後に主語＋動詞の完全な節が来ることもあるよ。

This cake tastes the same as the one I ate yesterday did.
（このケーキは昨日食べたケーキと同じ味がするよ。）
Her voice sounds the same as it did ten years ago.
（彼女の声は10年前と同じように聞こえるよ。）
The movie feels the same as what I watched last month was.
（この映画は先月見たものと同じ感じがするよ。）
Does this song sound the same as it did before?
（この曲は前と同じように聞こえますか？）

3. 「the same」と「as」の間に何が入るの？他に挟めるものはある？

「the same」と「as」の間に挟めるものを整理するね。

(1) 副詞を挟む

「the same 副詞 as」の形で、副詞を間に挟むと「同じである度合い」を示せるよ。

例文:
- This shirt is the same exactly as that one.
  （このシャツはあれと全く同じだよ。）
- Her idea is the same almost as yours.
  （彼女のアイデアはあなたのとほぼ同じだよ。）
- The weather is the same nearly as yesterday.
  （天気は昨日とほぼ同じだよ。）

ちなみに: 副詞は「the same」の前にもつけられるよ（例: Exactly the same as yours）。

(2) 名詞

「同じであるもの」を具体的に示す名詞を挟むこともできる。「the same + 名詞 + as」の形だよ。

例文:
- They have the same taste as us.
  （彼らは私たちと同じ好みだよ。）
- It’s the same size as my old phone.
  （それは私の古い携帯と同じサイズだよ。）

(3) 他に挟めるものは？

形容詞: 挟むのは不自然だよ。「the same red as」はダメ。
- ○ This has the same color as yours.
節: 完全な節（主語＋動詞）を挟むのもNG。文が崩れるからね。
- ○ This is the same as the one I bought.

結論: 「the same」と「as」の間に挟めるのは「副詞」と「名詞」だけだよ。

4. パターン別の分類と例文

状況別に使い方を分けて、各3例文だよ。

物の比較

This tea is the same as coffee in price.
（このお茶はコーヒーと価格が同じだよ。）
The chair is the same exactly as the one in the store.
（この椅子は店にあったものと全く同じだよ。）
Its smell is the same as what I noticed yesterday was.
（その匂いは昨日気づいたものと同じだよ。）

人の比較

Does she run the same as me?
（彼女は私と同じように走りますか？）
His singing is the same nearly as a pro’s.
（彼の歌はプロのとほぼ同じだよ。）
He behaves the same as he did last year.
（彼は去年と同じように振る舞うよ。）

抽象的なもの

The mood is the same as yesterday.
（気分は昨日と同じだよ。）
The vibe is the same almost as it was at the old house.
（その雰囲気は古い家にいたときとほぼ同じだよ。）
This plan feels the same as what we tried before did.
（この計画は前試したものと同じ感じがするよ。）

行動の比較

Walking is the same as jogging for me.
（私にとって歩くことはジョギングと同じだよ。）
Cooking at home is the same almost as eating out.
（家で料理することは外食とほぼ同じだよ。）
Studying online doesn’t feel the same as studying in class does.
（オンラインで勉強することは教室で勉強することと同じ感じではないよ。）

5. 似た意味を持つ他の表現

「the same as」の代わりに使える表現を2例文ずつで紹介するよ。

(1) identical to（同一の）

This painting is identical to the one in the museum.
（この絵は博物館のものと同一だよ。）
His handwriting is identical to his father’s.
（彼の字は父親のと同一だよ。）

(2) like（〜のようだ）

This tastes like chocolate.
（これチョコレートみたいに美味しいね。）
She sings like a professional.
（彼女はプロのよう歌うよ。）

(3) similar to（〜に似ている）

Her dress is similar to mine.
（彼女のドレスは私のと似てるよ。）
Their opinions are similar to ours.
（彼らの意見は私たちのと似てるよ。）

(4) equal to（〜と等しい）

Five plus five is equal to ten.
（5足す5は10と等しいよ。）
His effort is equal to hers.
（彼の努力は彼女のと等しいよ。）

(5) just as（ちょうど〜と同じように）

This room is just as big as that one.
（この部屋はあそこちょうど同じくらい広いよ。）
He works just as hard as she does.
（彼は彼女とちょうど同じくらい一生懸命働くよ。）

6. まとめ

「the same as」は「〜と同じ」という比較表現。否定文は「is not the same as」、疑問文は「Is it the same as…?」で作るよ。
「as」の後には名詞、代名詞、動名詞、節が来る。
「the same」と「as」の間に挟めるのは副詞（例: the same exactly as）と名詞（例: the same size as）だけ。副詞は「the same」の前にもつけられるよ。
似た表現は「identical to」「like」「similar to」など。