PCAOB の Audit report

Auditor は Audit engagement の締めに Audit report を作成する。

Client が Issuer であるときには、PCAOB の Standards が適用されるので、PCAOB auditing standards に基づいて Audit report を作成する。

2017年、PCAOBは新しい PCAOB auditing standards を Issue した。そのため、Audit reporting の Model にも大幅な改変がみられた。

以前のPCAOB auditing standards では、Audit report は Introductory、Scope、Opinion paragraphs の３つの Paragraphs で構成されており、それぞれの Paragraph には Label がついていなかった。

POINT

・Report の最後の Section は Critical audit matters

新しい Standards では、以下のような Section にわかれるようになった。そして、各 Section には Label がつくようになった。

Title の Section

Opinion を Express する Section。新しい PCAOB auditing standards によって、Report の Beginning に位置するようになった。

Report の Closing に位置する Section。Financial statements の Audit で発生した Matters についての Identification と Discussion を記す。

Signature block には、City and State or Country などと Date を書き記す。

略して CAM。PCAOB の Audit report で最も特徴的な Section。以下ような Matters が Critical audit matters に該当する。これらが発生したら Report に記載する。

Audit committee に Communicate した Matter
Financial statements において Material な Accounts や Disclosures に関連した Matter
Especially な Challenging、Subjective、Complex auditor judgment に Involve した Matter

それぞれの CAM については、以下に関することを PCAOB の Audit report で Communicate する。

CAMは、Unqualified opinion や Qualified opinion の Audit report に含まれるが、Adverse opinion や Disclaimer opinion の Audit report には含まれない。

Adverse や Disclaimer に至ったの理由のほうが重要であるためである。

Auditor が Client の Auditor としての在職期間を記す。PCAOBでは、その記載する Location を定めていないが、Sample では Signature block に記されている。

“We have served as the Company’s auditor since 20XX“

PCAOBは Issuer の Audit を行う Registered public accounting firm に Form AP を Require している。

Form AP では以下の Disclosure を要求している。

The engagement partner の Name
Total audit hours の 5%以上の Audit に参加した Other accounting firm の Name、Location、Extent
Total audit hours の 5%未満の Audit に参加した Other accounting firms の Number と Extent

すべての Significant findings や Significant issues を Identify した Document。

PCAOBの Audit では、Auditor はこの Engagement completion document を Prepare しなければならない。

投稿者: uscpakaigai