Cost projection – Regression analysis
コスト予測。Variables(変数)を使って、Cost を予測する。
メソッドはいくつかあり、有名どころでいうと、High low method 、 Scatter chart method 、そして Regression analysis がある。
・Regression equation は Y = aX +b。Y は Dependent variable、X は Independent variable、a は Coefficient、b は Constant term
・Coefficient of determination は Cost driver の正確性を示す。1 に近づくほど相関関係が強い。
Variables
変数。Cost project では、Variables を用いる。
Variables には、以下の2つがある。
- Dependent variables(従属変数)
- Independent variables (独立変数)
Dependent variables は、目的変数とも言われる。Projection の目的となる数値。Cost projection では、Cost となる。
Independent variables は、独立変数とも言われる。説明変数ともいわれる。Dependent variable を説明する数値。Cost projection では、Activity 。Direct labor hours など。
Cost projection の Approach
まず、Dependent variables を決める。
次に、Independent variables を決める。
そして、Independent variables に対応する Dependent variables の Data を取得する。
たとえば、
Dependent variables を Factory overhead (製造間接費) とし、
Independent variables を Direct labor hours とし、
Direct labor hours に対応する Factory overhead の数値を取得する。
その集めた Data を Plot し、Cost function (コスト関数) を Project 、その Effectiveness を評価する。
Cost projection の Methods
Cost projection のいくつかの Methods にふれてみる。
High low method
Cost と Activity の Range から Variable cost rate (変動費率) と Fixed cost (固定費) を導くことができるメソッド。
Dependent variables と Independent variables の Data を取得し、
Independent variables の High activity と Low activity の Data をグラフに Plos し、
その2点を結んだ直線が Cost function となる。
その Cost function から Variable cost rate と Fixed cost を求めることができる。
Y = a + bX
Y は、Dependent varialbes 、主に Cost 。
X は、Independent variables 、主に Activity 。
a は、Intercept (切片) 。Independent variable(独立変数)の変動に影響を受けない値。ここでは、Fixed cost 。
b は、Coefficient (係数)、ここでは、Variable cost rate 。
なので、
High cost = a + b × High activity
Low cost = a + b × Low activity
の連立方程式を解くと、a の Fixed cost と、b の Variable cost rate を求めることができる。
Variable cost rate の Fomula
上記のことから、Variable cost rate (変動比率) は、以下の Formula から求めることができる。
High cost と Low cost との差額から、High activity と Low activity の差額を引く。
◇Example
Orders
January … 600
February … 300
March … 550
April … 200
Cost
January … $3,700
February … $2,200
March … $3,250
April … $1,700
Variable cost per order は?
Cost、3,700 – 1,700 = 2,000
Orders、600 – 200 = 400
Scatter chart method
データをグラフに示して散布図を作り、Variables の Relationship を視覚で把握するメソッド。
Dependent variables と Independent variables の Data を取得し、
取得した Data をグラフに Plot し、Scatter chart (散布図) を形成する。
Variables の Relationship をそこから把握する。
Cost function は計算で求めない。グラフに Scatter された Plot の真ん中に、Line を引く。
Regression analysis
回帰分析、Regression equation 。2つの相関関係にある Variable(変数)を分析して一方の Variable を予測するメソッド。Probable error の Measure を Provide できる。
Simple regression analysis と Multiple regression analysis がある。
Simple regression analysis
単回帰分析。単独の Independent variable(独立変数)から Dependent variable (従属変数) を導く。
一次関数、つまりグラフでは一本の直線となるので、Liner regression とも言われる。
Y = a + bX
Y は、Dependent varialbes 、Cost 。
X は、Independent variables 、Activity 。
a は、Intercept (切片)。Constant term 。定数項。
b は、Coefficient (係数) 。
たとえば、
Total cost を Number of units から求めるときは、
Total cost を Dependent variable(Y)、
Number of units を Independent variable(X) とする。
◇Example
Coefficient … 60
Production of units … 200
Coefficient of determination … 0.9
Constant term … 20
Regression analysis による Total cost は?
Y = aX + b
60 × 200 + 20
12,020
Multiple regression analysis
重回帰分析。Probable error の Measures を Produce。複数の Independent variable(X) で Dependent variable(Y) を推測する。
Y = aX¹ + bX² + cX³ …
Constant term は Simple regression analysis でも Multiple regression analysis でも使用される。
Correlation coefficient
相関関数、Rで示される。
Dependent variable と Independent variable の Relationship の強さを Measure 。
-1 から 1 の間で示す。
Correlation coefficient が負の場合、グラフは Negative slope をえがく。
R-squared
決定変数、Coefficient of determination ともいう。R2で示される。
Independent variable の Variance(変化)を受けた Dependent variable の Variance(変化)の Extent を Measure できる。
すなわち、Regression equation(回帰式)の精度を示す。
R-squared は 0から1の間で示される。 1 に近づくほど Regression equation の Assurance が強いので、Cost driver として正確といえる。
R-squared は Simple regression analysis でも Multiple regression analysis でも使用できる。
Linear programming
線形計画法。Constraint(制約)の中で最大値や最小値を求める。Profit の最大化や Cost の最小化をみちびく。