Legal counsel communication -Legal letterでInformationを裏付ける- USCPA
Litigation, Claim, Assessment
Auditor は、Client に関する Litigation(訴訟)、 Claim(賠償請求)、Assessment(賦課) が、 Financial statements に正しく Disclosure されていることの Audit evidence を手に入れ、これらの Contingencies(偶発性) に対する Evaluation を実施する。
Auditor は、まず Management に Inquiry などの Audit procedures を行い Information を手に入れる。
その後、Lawyer へ Legal letter(Letter of inquiry) を送り、Response である Lawyer’s letter を手に入れ、 Management の Information の Corroboration(裏付け)をえる。
☆Lawyer は Going concern の Evaluate はしない
Auditor は、Litigation、Claim、Assessment など Legal contingencies(法的偶発事象)の Identify や Evaluate を行うために、以下の Procedures を行う。
・Inquire of management
・Examine the document
・Identify internal control
・Legal letter
・Representation letter
○Inquire of management
Management に、Litigation、Claim、Assessment に関する Policy や Procedures について Inquiry と Discussion を行い Information を手に入れる。
Management は、Legal contingencies についての Primary source。
○Examine the document
Inquiry に対する Management の Response の Corroborate。Litigation、Claim、Assessment に関する Client が所有する Documents を Examine する。Client の Lawyer が所有する Documents を Examine はしない。
・Lawyer の Invoices
・Minutes
・Interim financial statements
・Attorney correspondence
・File from taxing authorities
・Lawyer の Invoices
Lawyer からの Invoice には、Legal contingencies の Information があるので Examine。Possible な Litigation、Claims、Assessments を Identify。
・Minutes
Legal Contingencies に関する Those charged with governance の Meeting の Minutes を読む。
○Identify internal control
Litigation に関する Internal control を確認し、List of litigation を作成する。
○Legal letter
Management に、Auditor が Legal counsel への Legal letter を送付することの手配を頼む。もし、Management が Lawyer に Inquiry することを許可しなければ、Scope limitation となる。
Scope limitation は Unmodified opinion を Prevent し、Opinion を Qualified opinion か Disclaimer に Modify しなければならない。
○Representation letter
Representation letter に Litigation、Claim、Assessment に関する一文を Management に記載してもらうよう依頼する。
◎Legal letter
Auditor は法務の専門的知識を持っていないため、Management からえた Information に法律上の判断を下すことができない。
そこで、Information の Corroboration(裏付け)のために、Client の Legal counsel に Letter of inquiry、別名 Legal letter を送る。
Lawyer からの Response である Lawyer’s letter を Review することが、Legal contingencies に対する Secondary source となる。
☆Lawyer には Letter を送付するだけで、わざわざ Document を見に行くようなマネはしない。
☆Lawyer’s letter は、予想される Audit report の日付に近い日付でもらったほうがよい。Audit report の日付より離れていると、その間に変化がありえるからだ。あまりに離れていたら Response を Update してもらう。
Legal letter で Inquiry すること
・Identify the client
・Litigation(訴訟)
・Legal opinion
・Limitation
・Communicated to the client
・Limitation
Lawyer の Response は、Financial statement に Material な Matter に Limit する。この Materiality の Limit に関する Understanding は、Auditor と Management で共有しておく。
また、Lawyer
が Legal consultation や Legal representation に Substantive attention(特段の注意) をもっている Matter に 関しては、Response に Limit がかかる。これは Auditor の Scope limitation とはならない。
○Lawyer’s letter
Lawyer は Legal letter の Response として、Lawyer’s letter を Direct で Auditor におくる。
Auditor は Lawyer’s letter を Review し、Probable な Loss は Accrue する。Reasonably possible な Loss は Accrue しない。
Lawyer’s letter では、Client がかかえている Legal matter が Listing され、Asserted claims と Unasserted claims に Classified される。
・Asserted claims
すでに訴えられている Litigation、もしくは訴えることを Announce している Litigation。
Lawyer’s letter には Asserted claims の以下に関する Matter が記される。
・Litigation の Nature
・Case の Progress
・Litigation に対する Management の Respond のしかた
・Unfavorable outcome の Likelihood の Evaluation
・Unasserted claims
まだ訴えられていないが、訴えられる Potential をもった Legal matter。
Letter の内容が、Litigation の勝敗や金額について不明瞭な場合には、Clarification が必要になる。とくに、Loss が見込まれるのならば、その金額の Clarifcation が必要となる。
Lawyer が何らかの理由で Conclusion を出すことができない場合、その Uncertainty を Explanatory paragraph に記して Auditor’s report につける。これだけでは、Scope limitation にはあたらない。
☆Lawyer が抱えている Substantive attention に関連していると、Response に Limit がかかることがある。
GAAP では、以下のうちどらかをみたすときに、Unasserted claims を Disclose するよう求めている。
・Assert されることが Probable
・Assert されることは Reasonably possible だが、Material な Unfavorable outcome がおこりうる
○Lawyer’s responsibility
Letter of inquiry に Include されるべき Asserted claims や Unasserted claims が Omission されているとき、Lawyer は下記のような Procedures を行う Responsibility を負う。
・Asserted claims
Letter of inquiry に Include するべき Asserted claims が Omission されていたら、Direct に Auditor に Inform。
・Unasserted claims
Letter of inquiry に Include するべき Unasserted claims が Omission されていたら、Client の Management に Inform。そして、Management に Auditor と Discussion をするようにうながす。Direct に Auditor には知らせない。
○Auditor’s response
Lawyer’s letter に対する Auditor の Response。
・Tentative settlement
Lawyer’s letter に Case の Tentative settlement の Amount が Estimate されている。この Potential litigation settlement を Financial statements に Accrue する。
Tentative な Status を Determine するために、Legal response を Update するか、Lawyer に Recontact。
・Tentative settlement paid by third party
Lawyer’s letter に Case の Tentative settlement の Amount が Estimate されている。そして、Insurance carrier などの Third party によって、支払いが Cover されている。
この Potential litigation settlement は Financial statements に Accrue しない。Footnotes に Amount を Disclose する。
Tentative な Status を Determine するために、Legal response を Update するか、Lawyer に Recontact。
・No estimation
Contingent liability が存在しているが、Amount は Estimate できていない。Footnotes に Litigation を Disclose、Amount は Disclose しない。
Report dates は Update。
・Subsequently discovered fact が No estimation
Subsequent period に Contingent liability が存在しているが、Amount は Estimate できていない。Footnotes に Litigation を Disclose、Amount は Disclose しない。
Report dates は Update。
・Not aware
Lawyer がいかなる Loss contingencies に対して Aware していない。Financial statements と Footnotes には何の影響も与えない。
Report にも影響はない。
・Outstanding fee
Client が Lawyer に対して Outstanding fee がある。その Fee の Amount が Financial statements に Record されているか Verify。
Work papers は Update。
○Scope limitation
もし、Lawyer に Lawyer’s letter を断られ、他の方法による Audit evidence も得られなかった場合は、Scope limitation となり Unmodified opinion を出すことはできない。
ただし、 Lawyer
の Substantive attention matter に関しての Response Limitation は、Scope limitation とはならない。
○Assessment
Tax の Assessment については、Taxing authority(税務当局)からの Correspondence を参考にする。
○Uncertainty
Lawyer が Client のかかえる Litigation について Conclusion を出せないとき、 Auditor は Audit report に、この Uncertaintyを記載した Explanatory(説明した) paragraph を加える。
○Resignation
Lawyer’s letter を受け取ったあとに Lawyer が Client の顧問を辞任した場合、Disclose されていない Unasserted claim がある可能性がある。