Audit documentation -WorkpapersにAuditを集約

Audit を Document して保存する。Audit documentation

Auditor が 集めた Evidence は Workpapers(監査調書)に Documentation される。Workpapers は、Audit report を補完し Auditor の意見を裏付けるものであり、Audit の全てが集約される。

  • GAASに基づいたAuditを行ったことを示す機能も持つ。
  • Audit report を Modify することになった Findings も Document。
  • Workpapers(監査調書)は Work paper や Working paper とも記される。

Sufficient な Information を含めることで Oral の Explanation を省略できる。逆に、Oral の Explanation に Sufficient な Information が含まれているのなら Documentation しなくてもよい。

Workpapers は Audit を実施している Audit の Engagement team により Review される。十分な Review を行った Workpapers は、 Sufficient で Appropriate な Audit evidence となる。

  • Representation letterは、Workpapers 作成後に Management からもらう。
  • Computer による Workpapers の Documentation では、Calculation の Details が Observe できない可能性もある。

Requirements

Audit documentation(Workpapers) は、”Experienced auditor with no previous connection to the audit” が読んで、以下のことを理解できるように作成する。

  • Procedures performed
  • Evidence obtained
  • Conclusions reached

Permanent work paper file

Workpapers は、Permanent work paper file と Current work paper file の2種類に分かれる。Permanent work paper file は、重要でかつ更新が頻繁に行われない情報をまとめた調書をさす。

  • Articles of incorporation(定款)
  • Organization chart(組織図)
  • Internal control flowchart
  • Accounting rules
  • Contract
  • Debt agreements

Internal control flowchart

Internal control の Consideration のために作成される。Internal control findings が Comprehensible format に Assemble される。Flowchart を作ったからといって、Client への Inquiry の Needs が Reduce されるわけではない。

また、Single flowchart では、Entire の Organizational structure や Large company の Document flow を Depict できない。

Current work paper file

当期の Audit に関連する調書。

  • Working trail balance
  • Lead schedule
  • Account receivable confirmation
  • Bank statement
  • Attorney’s letter
  • Worksheet

Working trail balance

精算表。General ledger(総勘定元帳)の金額が一覧になっている。ここに Adjustment と Reclassification の金額を加えて、Audit 後の Financial statement の金額が記される。

Lead schedule

総括表、科目ごとの増減明細表。Working trail balance の金額の元になる。
Lead schedule を作成する際には、まず以下のような General ledger information が必要になる。

  • Account numbers
  • Prior-year account balances
  • Current-year unadjusted information
Information は Software を使っていようが紙ベースだろうが問わない。

その後、Entry した Information を Adjust したり、Journal を Reclassify したりする。

Worksheet

Audit の作業を記録するシート。
Auditor は、Inventory などの Asset を Count したら Worksheet に入力する。Negotiable securities(有価証券)など換金性の高い Asset は、返却したあと Client から返却のAcknowledgment をもらう。

Extent

Audit documentation の Extent は以下により影響を受ける。

  • The risk of material misstatement
  • Extent of judgment
  • Nature of the auditing procedures
  • Nature of the audit report
  • Condition of the client record
  • Significance of the evidence obtained
  • Nature and extent of the exceptions identified
  • The need to document a conclusion that is not obvious from the documentation of the work

The risk of material misstatement

Control risk が高く Substantive test の回数が多いと、Workpapers の Quantity は高まる。

Lack of responsiveness

Client の Lack of responsiveness により、異なる Audit procedures を Perform したときには、その Client の Responsiveness の悪さを Workpapers に書いておく。

Change

Work paper の編集および削除は、非上場企業の場合は、60日以内。

Publication

Workpapers は、Auditor が所有するもので Client が所有するものではない。ただし、Workpapersの Disclose は、Client の許可もしくは Court order がないと行ってはいけない。

Retention

Auditor は、Workpapers を一定期間 Retention(保存)する義務がある。勝手に Deletion してはならない。未上場では5年は保存するよう求められている。

PCAOB

上場企業における Audit の Documentation では、PCAOBのAS3により以下のように求められている。

Change

PCAOB Audit standard 3 により Audit document は Audit report の発行日から45日たったから Document を Complete させなければならない。それまでは編集、削除ができる。

Completion date の後の Audit document に Addition は可能だが Deletion はできない。

Retention

PCAOB では、Workpapers を 7年以上 Retention(保存)するように求めている。もしくは、Law で求められる Period。