BondのAmortize -Effective interest method(実効金利法)- USCPA
Bond を Issue(発行する)したときに、Issue amount と Face amount(額面金額)とに差額が発生することがある。この差額である Discount やPremium には Amortization(償却)を実施しなければならない。
Amortization のメソッドは2つ
- ・Straight line method
- ・Effective interest method
Effective interest method
Effective は「事実上の」、事実上の利息により Amortize していくメソッド、実効金利法。Effective interest である Market rate、別名 Yield をを Carrying value(帳簿価額)にかけて Interest と Amortization の金額を求めていく。
- Carrying value に Market rate をかけて Interest expense を求める。
- Face amount に Coupon rate をかけて Cash を支払った Interest を求める。
- 1と2の差額を Amortization として Discount(Premium)を減らす。
Carrying value にかけるのは Market rate
D: Interest expense
C: Cash
C: Discount
D: Interest expense
D: Premium
C: Cash
◇Example
Bond …Face amount $1,000, Coupon rate 4%, Matures in 5 years
Bond 購入状況… @98、Yield 4.4%
Carrying value は 1,000 × 0.98 で 980。
Carrying value に Market rate 4.4% をかけた 43.12 が Interest expense。
実際に Cash で支払う Interest は、Face amount $1,000 × 4% の 40 。
差額、43.12 – 3.12 の 40が Amortization 。
D: Interest expense 43.12
C: Discount 3.12
C: Cash 40
2年目、Discountは、20 – 3.12 で16.88。
Carrying valueは、1,000 – 16.88 で 983.12。
Interest expense は、Carrying value 983.12 × 4.4% で 43.26。
実際に Cash で支払う Interest は、1,000 × 4% の 40。
差額、43.26 – 40 で 3.26 が Amortization。
D: Interest expense 43.26
C: Cash 40
C: Discount 3.26
Discount でも Premium でも2年目以降に償却額が Increase していく。
USGAAPでは Effective interest method を Require 。Interest の金額が小さいときだけ Straight – line method が使用される。
Semiannual interest
Interest の支払い日が年に2回あるときの会計処理。2回ある利息支払日に Interest expense を計上する。
また、期末日と利息支払日が異なるときは、期末日の時点で経過分の Interest を Accrual (発生) して計上しなければならない。さらに、期末日が利息支払日ではないので、Cash は支払われないためInterest payable をたてる。こりゃめんどい。
D: Interest expense
C: Discount
C: Interest payable
◇Example
Bond …Face amount $1,000, Coupon rate 4%, Matures in 5 years
Bond 購入状況… @98、Yield 4.4%
Bond 利息支払日…January 1 と July 1
期末日…June 31
June 31、半年分の Interest を Accrual する。
Carrying value は 1,000 × 0.98 で 980。
980 × 4.4% の 43.12 に、半年分なので1/2をかけた 21.56が Interest expense。
実際に Cash で支払う Interest は、$1,000 × 4% の 40 に、1/2をかけた20。
差額、21.56 – 20 の 1.56 が Amortization 。
D: Interest expense 21.56
C: Discount 1.56
C: Interest payable 20
Issue between interest period
Bond の利払い日と発行日がずれている場合の Issuer の処理について。
たとえば、利払い日が 6/30・12/31 の Bond を、8/31に Issue した場合、Issuer は 6/30 – 8/31 までの Interest を Investor から頂戴し、12/31 に半年分の Interest を Investor に支払う。
☆Investor にとっては Interest を払うのことになるので、Discount でなくても Face amount より支払額が大きくなる可能性がある。
Fair value option
Fair value option を採用していた場合は、期末の Fair value の価格で計上する。差額は Gain か Loss で計上する。そして、Bond の Principal obligation value (額面価額) と Fair value を Disclose する。
Bond -Bond issue cost(社債発行費)はProceedsからDeduct- USCPA
BondのAmortize -Straight-line method(定額法)- USCPA
BondのAmortize -Effective interest method(実効金利法)- USCPA
BondのPresent value(現在価値) -元本と利息を合算- USCPA
Early debt retirement -早期償還はDiscountもPremiumも残さない- USCPA
Warrant(新株予約権) つきBond -DetachableはAPIC- USCPA
Convertible bonds(転換社債) -Book value methodとFair value method- USCPA