Software

ソフトウェア。Software に関する支出の計上基準は、Software の目的によってわかれる。Internal use(自社使用)か?Product(販売用)か?

 Internal use でも Product でも、Software として Capitalize される可能性はある。

Producing product

販売用の Software 。Software に関する支出が開発から販売までのどの時点で発生したかを考慮する。

基準となるのは、Technical feasibility (実現可能性)。Technical feasibility の前後で計上がかわる。

Technical feasibility が確立される前

Technical feasibility が確立されるまでの支出は、R&D として Expense で計上される。

例として
 ・Planning
 ・Designing
 ・Coding 

Technical feasibility が確立された後

Technical feasibility が確立されてからは Software として Capitalize される。Product master の Producing cost が該当する。

例として
 ・Testing
 ・Coding
 ・Training material

Product の Duplication や Packaging  などは Inventory に計上される。

つまり、Technical feasibility が確立されて、Duplication や Packaging するまでの支出が、Software として計上される。

Product (販売用) は、Technical feasibility 後が、Software で Capitalize 。 

Amount の決定

Producing product の Software の計上金額 を決定する。 

以下の手順で行う。

  1. Economic life と Percentage of sales の割合を比べて大きい方で Amortize
  2. 1 の Amortization と Net realizable value を比べて小さい数字を選択。

せっかく Amortization しても、Net realizable value のほうが小さければ、Net realizable value 。

1. Economic life と Percentage of sales の割合を比べて大きい方で Amortize

・Economic life

Economic life は、Straight line (定額法) 。5年の Useful life なら 20%となる。おなじみ。

・Percentage of sales

その年の売上が、予測した売上合計額のうちどのくらいかを示す割合。
$10,000 の予測売上合計額のうち $2,500売れたのなら 25% となる。

上の例なら、20%と25%を比べて25%を採用する。

2. 1 の Amortization と Net realize value を比べて小さい数字を選択

1 で算出された Amortization 後の価格と、Net realize value を比べる。

そして、小さい数字を Software の簿価とする。

Amortization は、Economic life と Percentage of sales の大きいほう

Amortization と Net realizable value の小さいほう

おっきいほうの後に、ちっさいほう。 

Internal use

自社使用の Software について。こちらも支出がどの時点で発生したかにより分かれる。

  1. Preliminary
  2. Application and development
  3. Post implementation

 

1. Preliminary

Preliminary cost とか Preliminary stage cost と呼ばれる導入時の支出は、Expense で計上される。R&D。

2. Application and development

Application and development に関連する支出は、 Software として Capitalize される。Development と入っているが Capitalize。

例として

  • Testing
  • Coding
  • Installation to hardware 

ただし、Training は、Expense で計上される。

3. Post implementation

実装後。Training などの Post implementation cost は、Expense で計上される。 

Amount の決定

Internal use の Software の計上金額 を決定する。

Internal use の Software には、Economic lifeAmortization を行う。

Software package を使用する Equipment の Depreciation year は関係ない。Economic life で Amortize 。

Internal use は、Application and development が Software で Capitalize 。Preliminary と Post implementation は Expense 。

Intangible assets -AmortizationはUseful lifeで分ける- USCPA

Research and DevelopmentとSoftware -研究開発費はExpense- USCPA

IFRSのIntangible assets -Revaluation methodはActiveだとダメ- USCPA

Development state enterpriseとStartup cost -Startup costは全額費用- USCPA